越中褌体験談-13

◇ 銭湯で褌をしめて来たが帰りに恥ずかしいのか締めれずズボン下に丸めて履いて帰った人を見たことがある。自分も少し恥ずかしいような気持ちはあるのでよく分かります。人気の無いサウナなどでは平気ですが、時々、他人がびっくりしております。後、女房や愛人?の前ではまったく問題ありません。時々愛用者に会うとうれしいです。先日も近所のお寺の裏手の物干しに干してあり、なんか良いものです。色々結び目や長さ、形など工夫して、自作する事もあります。理想の褌を目指したいですね。

◇ 銭湯の脱衣所で越中褌のお爺さんに「前垂れを前に垂らすのではなく内にたくし込むと前垂れが外れなくなる」と教えてもらった。お爺さんはそうしていたが自分は前垂れが長いのが好きなので、やっていない。 知人には知られないようにしていたが、温泉から上がったとき、浴衣を羽織ってから越中褌を締めていたのが、浴衣の裾からはみ出しているのを職場の先輩に見られ「褌かぁ、俺の爺さんもしていたったなぁ」と言われた。

◇ 小6の夏(昭和35年ころ)越中一丁で日曜大工の鉋かけをしていた父親が中身丸見え状態のゆるふんになっており、たまたま巡回していた駐在所のおまわりさんと対応していた。恥ずかしくて小さい声で「父ちゃんふんどし」と注意を促したら、「おう、息子に風をあてよるでのう」と平気の平左。駐在さんも「わしも外れて、ズボンからでとることがある」---おおらかな時代だった。

◇ 同窓会で旅行した際、学生時代の恩師と同部屋になり、恩師の越中褌を締めておられた姿を見た時、以前よりももっと恩師が好きになった。恩師から褌の良さを聞き、褌を勧められた。翌朝恩師から褌を戴いた事。
24/09/14 06:33更新 / 褌三昧

[5]戻る [6]次へ
[7]TOP [9]目次
[*]感想
まろやか投稿小説ぐれーと Ver2.35c